不良の道
第5章 出会いは突然に
[マジっすか!?]
[……あぁ。]
武瑠は嬉しそうな顔をする。
その姿は犬その者だ…。
俺の返事を聞いた後に抱きつかれる。
[うわぁ!!ちょっ……何抱きついてるんだよ?!]
[…あ、スミマセン。嬉しくて…つい]
[つい、じゃねーだろ!!男に抱きつくな!アホ]
はぁー、何か面倒な事になったな……。
まぁ、俺が鍵を閉め忘れてたのが悪いんだけど
[何て言えば良いっすか?]
[何がだよ?]
[名前っす!]
[名前……?、普通に颯斗で良いよ。]
[じゃあ、颯斗先輩でっ!!]
こうして、俺と武瑠は出会った。
その後は、ゲームをしたり、テレビを見たり、楽しく過ごした。
だが、後で…
武瑠を泊めた事を後悔する日が来るとは知らずに……