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カレーパンは恋の味

第3章 ゆっくりと発酵

次の日のこと、

「どうした?元気ないじゃん。」

と休憩室で声をかけられた。

「店長・・・。いや、なんでもないです。元気だけが取り柄なんで〜。」

無理に笑顔を作った。

「今日、暇かな?ちょっと話があるんだけど、飯に一緒に行かないか?」

えっ、と思ったけど

両親と顔を合わすのが気まずかったので、

「いいですよ。」

と答えた。


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