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生徒会での秘め事

第1章 1 生徒会へようこそ

屋上に入った瞬間 五時限目を知らせる本鈴が鳴った




お昼も食べてないし 午後の授業はサボろう



「授業サボっていいの?凛花ちゃん」




声がした方を向くと 生徒会室にいた可愛い系男子がいた




「別に貴方には関係無いことでしょう?」




「んー 関係は無いけど生徒会として見逃すワケにはいかないんだよね〜」




今までサボっても何も言わなかったクセに何で今さら言うのよ




「凛花ちゃんは裏の生徒会ルールを知らない?」




「裏の生徒会ルール?」




そんな言葉 初めて聞く




「知らないみたいだね〜?まぁ、ボクから言えるのは『生徒会を敵に回したら面倒』かな?後は蒼くんから聞くといいよ」




と 言いながら妖しく笑った




この時 私はこの事について深くは考えなかった




だって 関わりたくなかったから




でも それは間違いだった




そう気付くまで後__日






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