巫女の娘
第1章 光の少年
「ところでハニュウはこれからどうするんだ?」
「えっと、、、」
どうしよう何も決めてないや、、、、
「もし行くとこないなら一緒に旅しない?」
「え?」
「なんかこうやって会えたのもなにかの縁だしさ!それにまたなんかあったら危ないし!」
「そんな!これ以上迷惑はかけられません!」
「いやいや迷惑なんかじゃないよ。でも、強制じゃないからね行かないもよし、旅の途中のどこか良い街で暮らすもよしだよ」
「、、、でもサトネにメリットはありませんよ?」
むしろデメリットの方が、、、
「そんなことねーよ。知ってるか?1人旅って結構つまんねーんだよ。話し相手ができるならそれが俺のメリット!」
迷惑絶対かけちゃう、、、
だけど、、、
だけど、、、
「一緒に行かせてください」
もう少しこの人と一緒にいたい
こうしてあたしとサトネは一緒に旅をすることになった。