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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

彼との出会いは突っ込みどころ満載だった。

オープン時間を過ぎ、つまりは営業中なはずなのに、スープカレーを食べてるスタッフ。

そして、その時は9月の半ばで、札幌のその時期と言えばすっかり涼しくなっているのに、彼はタンクトップを着ていて。

銀縁メガネをかけて、鼻の下にはキレイに整えたヒゲがあって。

パッと見、怖い人かとも思った。


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