天使と悪魔の恋愛事情
第2章 人間界でのお仕事
っと…楽しくてつい寄り道しちゃったけどちゃんとお仕事しないとね。
自分がなぜ人間界に来たのかを思い出したリオンはもう一度姿を隠すと空へと飛び出した。
「えーと…ここら辺のはずだけど…?」
辺りを見回すがそれらし所は何処にも見当たらない。
『お母さん!天使さんが飛んでる!』
『なに言ってるの。お母さんには見えないわよ』
少し考えていると小さな女の子がリオンを見て叫んでいた。
それを見たリオンはニコッと笑い、女の子に手を振った。
『天使さんが手振ってくれたよ!バイバーイ!』
『もう!変なことばっかり言わないで!』
一人で人間界に来れるのは一人前になった天使のみ。
リオンはそのための修行中なのである。
だから姿を見えないようにしても小さな子供などには姿が見えたり、声が聞こえたりするのだ。
自分がなぜ人間界に来たのかを思い出したリオンはもう一度姿を隠すと空へと飛び出した。
「えーと…ここら辺のはずだけど…?」
辺りを見回すがそれらし所は何処にも見当たらない。
『お母さん!天使さんが飛んでる!』
『なに言ってるの。お母さんには見えないわよ』
少し考えていると小さな女の子がリオンを見て叫んでいた。
それを見たリオンはニコッと笑い、女の子に手を振った。
『天使さんが手振ってくれたよ!バイバーイ!』
『もう!変なことばっかり言わないで!』
一人で人間界に来れるのは一人前になった天使のみ。
リオンはそのための修行中なのである。
だから姿を見えないようにしても小さな子供などには姿が見えたり、声が聞こえたりするのだ。