幼なじみはドSで超エッチ
第13章 13,看病
☆七海Side
私は力哉の看病のお陰で、すっかり元気になった。
今日から学校だ…。
私は制服に着替えて家を出ようとしたとき、携帯が鳴った。
電話だ…。
「もしもし?」
『七海…今日も学校休んで俺の看病しろ…』
「看病…?」
もしかして…
本当に私の風邪うつっちゃった?
『今すぐ俺の部屋に来て…』
一方的に切られた…。
やっぱりうつったんだ…。
仕方ない…
力哉も看病してくれたから私も看病しなきゃね…。
私は学校に今日も休むと伝えた。
そして力哉ん家に行った。
力哉の部屋を開けると、力哉が額に熱冷まシートを貼って横になっていた。
「おはよ…力哉…」
「おう…風邪は治ったか?」
「うん。でもうつしちゃってごめんね?」
「謝らなくてもいいよ…七海が看病してくれんだろ♪」
力哉はニッコリ笑う。