幼なじみはドSで超エッチ
第16章 16,あの日の約束
怖かったぁ…。
私は足がすくんで倒れそうになった。
「おっ…大丈夫か?」
「力哉…」
私は力哉に抱きついた。
「怖かったな…でももう大丈夫だ」
「うん…助けてくれてありがとう…」
「当たり前だろ?」
力哉はギュッと抱き締めてくれた。
力強く。
それだけで安心する…。
やっぱり私は力哉がいなきゃだめなんだな…。
それから部屋に戻った。
今は力哉と2人きり。
桃代は航平くんのとこに行った。
「なぁ…夕食って何時からだっけ?」
「んーとね…6時からだよ!!」
今は5時半を回った頃。
力哉は私を後ろから抱き締め、ベッドに座った。
「七海…明日、花火見に行こっか?」
「花火?」
「うん…近くで花火大会があるんだって!それに明日は最終日だろ?思い出に…」
「行きたいっ!!」
花火かぁ…。
ここ最近見てないかも…。
明日でもう最終日か…。
早いなぁ…。