
いつまでも、何年経っても切なくて
第22章 本当の気持ち
達ちゃんの私を抱き締める腕の力が
強くて痛い
胸が
痛い。
『ごめん...
ごめんね
達ちゃん』
「謝るなよ...」
『沢山傷付けてごめんね...』
「......」
......
沈黙になった瞬間
私の携帯が鳴った
響からかもしれない...
達ちゃんの腕の中から抜けようとした私に
「離さない
離さないって言ってるだろ!」
達ちゃんの初めて聞く大声に
身体がビクッとなる
一度は途切れた着信音が再び鳴り響く
「莉子...
好きだよ」
そう言って達ちゃんは
私の顔を両手で包み込んだ
キスをしようと近付く唇
付き合ってからは拒んだことなんか無い
だけど
...や、やめて
『やめて!!』
そう叫んだ時だった
強くて痛い
胸が
痛い。
『ごめん...
ごめんね
達ちゃん』
「謝るなよ...」
『沢山傷付けてごめんね...』
「......」
......
沈黙になった瞬間
私の携帯が鳴った
響からかもしれない...
達ちゃんの腕の中から抜けようとした私に
「離さない
離さないって言ってるだろ!」
達ちゃんの初めて聞く大声に
身体がビクッとなる
一度は途切れた着信音が再び鳴り響く
「莉子...
好きだよ」
そう言って達ちゃんは
私の顔を両手で包み込んだ
キスをしようと近付く唇
付き合ってからは拒んだことなんか無い
だけど
...や、やめて
『やめて!!』
そう叫んだ時だった
