テキストサイズ

いつまでも、何年経っても切なくて

第22章 本当の気持ち

「莉子、

俺のこと好きなの?」


黙って頷く私



「莉子、結婚するんじゃないの?」


首を横にブンブン振る私



私は今まで生きてきた中で自分の気持ちを上手く相手に伝えられたことが無いかもしれない


今も、上手くは伝えられないかもしれないけど


大事なのは上手く伝えようとするんじゃなくて
ありのままの気持ちを話すこと



いっぱい





いっぱい





響が好きだって



言いたい




『ねぇ響、


聞いてくれる?』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ