その一言が言えたなら【リヴァエレ】
第3章 3
「♪」
「…エレン、やけにご機嫌じゃないか。何かあったの?」
「えっ!?そう見えるか?アルミン…」
「…エレン…何か良いことでもあったの…?」
「わっ、ミカサっ!?」
「…鼻唄まで歌っている…」
「そうだよエレン。何があったの?」
エレンは勘の鋭い幼馴染みに“今日兵長が優しくしてくれた”など言えるはずがないと、葛藤していた。
言うと絶対ミカサが怒るだろうな…
っていうか、秘密にしてるんだし、言っていいわけないだろ!
エレンはヒヤリと額に汗をかく。
でも、ここで何もないというのは不自然で逆に怪しまれるよな…。と、エレンは考え、意を決した。
「…エレン、やけにご機嫌じゃないか。何かあったの?」
「えっ!?そう見えるか?アルミン…」
「…エレン…何か良いことでもあったの…?」
「わっ、ミカサっ!?」
「…鼻唄まで歌っている…」
「そうだよエレン。何があったの?」
エレンは勘の鋭い幼馴染みに“今日兵長が優しくしてくれた”など言えるはずがないと、葛藤していた。
言うと絶対ミカサが怒るだろうな…
っていうか、秘密にしてるんだし、言っていいわけないだろ!
エレンはヒヤリと額に汗をかく。
でも、ここで何もないというのは不自然で逆に怪しまれるよな…。と、エレンは考え、意を決した。