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その一言が言えたなら【リヴァエレ】

第3章 3

床に膝をつき、両手を地面につけ、うちひしがれているライナーのところへエレン達は駆け寄った。

「おいっ!ライナー!大丈夫かよ」
「…くそっ、またユミルに先を越された…!」
「…らいなー、惜しかったよ、」
「…サンキュー、ベルトルトだが、…くそっ、」
ライナーは眉を寄せ、後悔した。
「…かわいいからかわいいっていいたいだけなのに…」


そんなアホらしいライナー達を見ていて、エレンはふと思った。

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