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その一言が言えたなら【リヴァエレ】

第2章 2

「へいちょう!」
旧調査兵団本部内は今は掃除の時間帯だ。
リヴァイが掃除していた部屋にエレンがホウキを持ってやって来た。
「自室の掃除完了しましたっ!見てくださいっ」
ぴょんぴょん跳ねるエレンはリヴァイからは子犬に見えている。
「…わかった」
リヴァイはエレンの横を無言で通りすぎた。

………畜生…。
あのクソ女が変な事言うからヤケに意識しちまう…。

そんなことを考えながら。

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