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散りゆく花

第2章 無



私はもう犯されることには何も感じなくなってしまった。川島や寺田が何回も私を壊していったんだ。
でも朝日さんのときだけ私はぐっすり眠ることができた。何で彼は私を犯さないのだろう…。

初めはママや友達に会いたいって気持ちが強かったのに、今では気がつけば朝日さんのことを考えてる。どうしてっ…。


彼も一応私を誘拐した人の1人なのに…!


どこかで会ったことがあるような感覚になってしまう…。


こんな自分嫌いだ。
早く楽になりたい…。
この狭い世界から抜け出したい…。


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