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えっちな文藝部の活動報告書

第1章 えっちな文藝部へようこそ!

「ちょっ!? き、汚ねぇぞっ!!」

入学早々痴漢でつかまって退学とか有り得ない。

俺は一目散に逃げ出した。

「おいっ! 待てっ!」

教師が走って追いかけてくる。

俺は振り向かずに全力で走った。
入学早々何やってんだ、俺……



俺が逃亡している間に、野路菊先輩によって提出された俺の入部届けは受理されてしまったのは言うまでもない。


こうして俺の希望とは全く違う文藝部生活が幕を開けてしまったのだった……

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