えっちな文藝部の活動報告書
第2章 入部希望者
「文芸部に入りませんかぁ? 高校3年間を文学に捧げませんかぁ!」
とにかくあと1人は部員を入れないと文芸部は廃部だ。
入部の翌日の放課後、俺は校門前で勧誘をしていた。
周りにはサッカーだとか野球だとか軽音楽部や吹奏楽部だとか華やかだったり伝統的な部活が勧誘をしている。
当然ながら地味な文藝部の勧誘に立ち止まる生徒はいない。
官能小説の件はさておき、文藝部が潰れてしまっては俺の夢の機関誌作成も夢のままだ。
とにかく部員を集めなくてはいけない。
「お疲れ様、如月君。頑張ってるね!」
「あ、野路菊先輩」
少し遅れて野路菊先輩もやってくる。
「私呼び込み用の看板作ってきたのよ」
「ありがとうございます」
バカにしていたがさすがは部長である。
とにかくあと1人は部員を入れないと文芸部は廃部だ。
入部の翌日の放課後、俺は校門前で勧誘をしていた。
周りにはサッカーだとか野球だとか軽音楽部や吹奏楽部だとか華やかだったり伝統的な部活が勧誘をしている。
当然ながら地味な文藝部の勧誘に立ち止まる生徒はいない。
官能小説の件はさておき、文藝部が潰れてしまっては俺の夢の機関誌作成も夢のままだ。
とにかく部員を集めなくてはいけない。
「お疲れ様、如月君。頑張ってるね!」
「あ、野路菊先輩」
少し遅れて野路菊先輩もやってくる。
「私呼び込み用の看板作ってきたのよ」
「ありがとうございます」
バカにしていたがさすがは部長である。