えっちな文藝部の活動報告書
第2章 入部希望者
「さすが部長! ありがとうござ……えぇっ!?」
部長の作ってきた看板を見て絶句した……
『来たれ! 若人! 文藝部!! 官能小説メイン! BLもあるヨ!!』
どうしようもない謳い文句が白いキャンバスに赤文字で書かれていた。
「な、なんですか!? これは!」
「やっぱり白地に赤い文字は趣味悪いかな?」
「そんなんはどーでもいいわ! むしろ白地に白で書いてもらいたい文面だっ!!」
「?」
「『?』じゃないっ! 先輩は馬鹿なんですか!?」
「同じ質問ばかりするのね、如月君は」
野路菊先輩はやれやれといった笑顔を見せる。
部長の作ってきた看板を見て絶句した……
『来たれ! 若人! 文藝部!! 官能小説メイン! BLもあるヨ!!』
どうしようもない謳い文句が白いキャンバスに赤文字で書かれていた。
「な、なんですか!? これは!」
「やっぱり白地に赤い文字は趣味悪いかな?」
「そんなんはどーでもいいわ! むしろ白地に白で書いてもらいたい文面だっ!!」
「?」
「『?』じゃないっ! 先輩は馬鹿なんですか!?」
「同じ質問ばかりするのね、如月君は」
野路菊先輩はやれやれといった笑顔を見せる。