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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

「だっておなにぃしている時ってキスしたくなるでしょ?」

しれっと当たり前のことのようにみずほに同意を求める。

「な、なななならないわよ!! 変態!!」

「ならないってことはオナニーはしてるってことなのね、みずほちゃん」

揚げ足をとるような言い方で野路菊先輩はニヤリと笑う。

「このド変態!! もう死んで!! お願いだから!!」

「いいのよ、みずほちゃん。健康な女子なら自慰くらいするものなの。おかずは如ら--」

みずほはハンカチを再び野路菊の口の中に突っ込んだ。

「こんな変態部、もう辞めるっ!!」

みずほは泣きながら駅の中へ走りこんでしまった。

「みずほちゃんもおなにぃしてるんだね。知ってた?」

野路菊先輩はハンカチを取り出して如月に尋ねてくる。

「先輩って本当に……いや、なんでもありません。てかさっきはすいませんでした。キスは--」

「ごめんね、如月君もファーストキスだったかな? あんな催眠術でさせちゃってごめんね……」

続きは言わせない、とばかりに野路菊先輩が俺の言葉を遮った。

「べつに……」

なんだか照れ臭いような、はぐらかされたような気分になり、俺はそっぽを向いて答えていた。

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