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えっちな文藝部の活動報告書

第3章 冒頭のエロシーンは微エロでっ!

「もう、ほんと、信じらんない!! 死んだらいいのに!! あんたも! 比呂志も!!」

怒り狂うみずほは俺と野路菊先輩を怒鳴りつける。

「人は信じ続けてあげなくちゃいけないわ。どんなに騙されても、最後まで信じてあげるの。そうすれば必ずいつかは--」

「あんたのそういう名言出す場面いつも間違ってるのよ!!」

「……信じて。私は必ずみずほちゃんのハンカチを洗って返すわ」

「そんなん返さなくていい!! むしろ捨てて!! だいたい比呂志も比呂志よ!! リモコン使って楽しんでたでしょ!!」

「いや、あれは……すいません」

「そ、そそれに……野路菊に、その……キ、キキキキスなんかして!!」

「あれは野路菊先輩のえっち催眠で……」

俺は思わず言い訳をした。

「えっ……あ、そうかあれって……そうなの? 野路菊のあの、例の『えっちな時の操り人形催眠術』……なの?」

みずほは半信半疑で、それでも期待を込めているような目で見詰めてくる。

そんな目で見られるとなんだか罪悪感が生まれる。

催眠にかかった気もするけど、自分の意思だった気もする。

「いや、あれは--」
「そうよ、あれは私のえっち催眠術でさせたのよ」

えっ……

野路菊先輩は俺の方は見ず、みずほの目を見つめていた。


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