無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

仲間達にお礼を言い荷物を持ち階段を上がる。



すると、階段を掃除して居た掃除婦が露骨に白夜叉を避けた。



白夜叉は無表情で階段を上がる。



白夜叉さんって一体何者アルカ？



人間なのかな…？



それとも天人かな？



神楽は白夜叉が何者なのか分からない。



でも多分人間ではないアルナ



夜兎かな？



戦闘民族？



バケモノ？



いやいやバケモノはちょっと酷すぎるアル。



でも白夜叉さんの家って真っ黒でコウモリとか飛んでるのかナ？



電気もロウソクだけしかなかったりとか？



神楽は少し楽しくなり更に想像を広めた。



すると、表札に何も書いていない所で白夜叉は歩みを止める。


外見は普通だ。



問題は内装だ。



鍵が開き。



神楽はワクワクする。



次に扉が開く。



内装は！



だが神楽の期待は見事に外れた。



え…



玄関に入るが靴箱と傘立てが有り、いたって普通。



コウモリも飛んでいない。



え？



こ…コレは…？