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宇宙の色

第2章  戦争

しばらくすると、赤い顔をしたケインがやってきた。彼は俺の隣に腰を降ろして、そしてそのまま後ろに寝転がった。
「なあユーリ、こんな戦場でも星は綺麗なんだな。」
「ああ。」
幾許かの沈黙。
「なあユーリ。俺なぁ、何だかこの戦争に嫌な予感がするんだ。」
「ああそうか。」
別に唯の男の直感なんかに興味はない。
「おーい...ユーリ、聞いてくれよおぉー」
(はぁ...)

「分かった分かった、聞いてやるって。」
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