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隠れて甘いkissをして

第10章 シゲさん

しばらく歩くと、目的のBARが見えてきた。



テラス席に、2、3組のお客さんがいる。



私は緊張する胸を抑え、深く深呼吸をした。





店の前に着いて、中を見ると、スタンディングの方は6人くらいが飲んでいる。


カウンターには誰も座っていない。





やっぱり隼人はいないわ。


私は勇気を出して店に入る。






(良かった…!シゲさんはいた…!)


カウンターの中を除くと、シゲさんは後ろを向いてカクテルを作っているところだった。

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