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隠れて甘いkissをして

第10章 シゲさん

あの時の私、相当酷かったんだな…

シゲさんは皺をクシャッとさせて、ケラケラ笑っていた。

笑顔が素敵で、思わず私も顔がほころぷ。



「1人できたの?
えっと……由宇ちゃん?」

「はい!」

「じゃあ、来てくれたお礼に一杯サービスするから好きなものを頼んでいいよ」



カウンターの上の黒板に、ビッシリとメニューが書いてある。

私はイスに座り、ビールをお願いした。

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