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隠れて甘いkissをして

第21章 揺れる想い



『由宇、もしかしてまた泣いてる?
なんかあった?』



電話の向こうの隼人が、心配そうに聞いてくる。



「ううん、全然!
隼人の声を久しぶりに聞けたから、嬉しいの」



私は慌てて明るく言った。



『ほんと可愛いね、お前』



隼人が笑った。



『すぐに逢いにいけないのが残念だよ。
早く抱きしめたい』

「…………っ///」



隼人の甘い言葉に、頭がクラクラする。

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