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隠れて甘いkissをして

第3章 忘れられないKiss

「……うん。
さっきメールも来たから、返事したわ」



私は振り向かずに答える。



「ならいいんですけどぉ。

……ねぇ、先輩♡

立花先輩と最近何かあったんですか?

前と比べて妙~に距離感があるというか……」


「何も無いわ。ほら、帰った帰った」



即答した私に、香ちゃんはつまんないのーっと言いながら出ていった。


その足音が消えるのを確認してから、深く溜息をつく。



「……カンが鋭いんだから……」

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