
隠れて甘いkissをして
第28章 バスルーム
「気にしなくていいのに。
滅多に連れてってやれないんだから。
由宇の好きな所に行こうぜ」
隼人が私の頭を優しく撫でた。
お湯の上に浮かぶアロマキャンドルから漂う香りと、淡い光がバスルーム全体を包む。
私が隼人の家にいる。
目の前に、私だけを見る隼人がいる。
2人だけ。
もう、最高だよ。
「こうやって、隼人といる事が、すごく幸せなの」
素直な気持ちだから、自然と笑顔になる。
隼人も、微笑んでくれた。
「……可愛いな、マジで」
そう言って、またキスしてくれる。
甘々で、ドキドキで
全身がとろけそう。
