テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第31章 疑心

立花は立ち止まり、私の目を見ずに呟く。



「○○スーパーボーイコンテスト」

「えぇ!? すごいじゃん!
美男子コンテストでしょ?
私でも知ってる!」



興奮している私とは対象的に、立花は表情を変えない。

続けて聞いてみる。



「で、グランプリだったの!?」

「入賞だって言っただろ。
………6位」




ろ、6…




「わぁ……び、微妙………」

「うるせー!」



立花は顔を赤くして再び歩き出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ