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隠れて甘いkissをして

第32章 対面


「咲原先輩、まだ少し残りかかりそうですよね?
香今日幹事なんで、先に行ってますね」



香ちゃんがバッグを持って話しかけてきた。



「うん、あとこれだけは今日中に終わらせたいから、あと30分くらいかな。
終わったらすぐに行くね」


「はーい!
立花先輩は直行してくるそうです。
咲原先輩が飲み会に来るの久しぶりなので、楽しみに待ってますね♡」



香ちゃんは、ちょうど同じタイミングで仕事が終わった同僚と一緒に出て行った。


今日は同じチームの飲み会。


今までほとんど参加しなかったけど、月曜のこともあり、立花と香ちゃんに誘われて行く事にした。


他の同僚も喜んでくれた。


今まで閉じこもったり、捻くれていたけれど。


もっと、自分の世界を広げようと思った。


素直になって、新しいことを始めたい。


隼人の存在が、私にその一歩を与えてくれたのだ。

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