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隠れて甘いkissをして

第36章 告げられた現実


「…………!」

「ちょっと話をしたいんだけど、いいかしら?」




サングラスで表情は見えない。

でも、その姿とその声。

そして……黒いセダン。



間違いなく、あの日に会った

そして、週刊誌に載っていた

赤いワンピースの 麗華という女性だった。




「聞こえてるの?
あなたと違って、あたし目立つと困るの」




この人……

私の会社まで調べて、ここで待ってたの……?

前に隼人のマンションに居た時といい、度が過ぎる執着に身震いすら感じた。

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