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隠れて甘いkissをして

第42章 最後の夜

ブロンドの髪にセクシーな体をした女性の店員は、目をキラキラさせて頷いた。




「わかったわ、任せて!
パーティーか何かなら、ドレスかしら?」

「ディナーだから派手じゃなくていい。
デザインや色は任せるから、俺が悩殺するようなやつで頼むよ」

「かしこまりました。
ふふっ、可愛い彼女さんいらっしゃい♡」




店員に笑顔で招かれたけど、私はまだオロオロするばかりだ。




「は、隼人……」

「俺は別の物を見てくるから、終わる頃に戻るよ。
またあとでね、由宇」




隼人は私の頬にキスをして、本当に店を出て行ってしまった。

ちょ、ちょっと待って……!

いきなりの展開で頭が追いつかない。




「素敵な彼氏ねー!!
さぁ、フィッティングルームに行きましょう!」




ブロンドの店員は、ニッコリ笑って私を店の奥へと連れ出した。

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