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隠れて甘いkissをして

第43章 決断 いつの日か…

「由宇」




私が口を開く前に、隼人が言った。




「3日間、楽しかった。
由宇が来てくれたから、最高の休みだったよ。
ありがとう」


「………隼人」


「帰ったら、すぐ連絡するからね」




隼人はサングラスを外して、微笑んだ。




「……………っ」




……こんなに……


こんなにも格好良くて、綺麗な目をした人は


今まで出逢ったことはないし、これからもきっと現れない。


……それでも


言わなきゃいけない。




「……隼人…… ありがとう」

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