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隠れて甘いkissをして

第7章 甘い誘惑

「夜景を見渡せる場所ってのがベタだけど、案外いいでしょ」



隼人が声をかける。

私は彼の方に振り返った。




「うん…… 凄く素敵……
私、感動してまた泣いちゃいそう」


「気に入ってくれて良かった。
イラついたり、うまくいかない時はここにきてる。
余計な音が聞こえないから、落ち着くんだ」




隼人はすぐ側にあるベンチに座り、タバコを取り出した。



これ程の容姿を兼ね備えた人でも、うまくいかないことがあるんだ……

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