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息もできない

第15章 謝って欲しいわけじゃ

春陽目線

一緒に風呂に入ろうとしたら、女のようにバスタオルで胸まで隠してくる恋人が愛しすぎて
少しからかったら泣いてしまった


馬鹿だな、俺
また泣かしてる


だから素直に可愛いって告げて身体中にキスして跡を残して


「で、何で隠して来たの?下を隠すのはわかるけど上まで隠す必要なくない?」


と気になっていたことを聞いてみた

すると涙で潤んだ目で俺を上目遣いで見つめて言った


「春陽…がっ…い、じるから…恥ず…かしくなっちゃって…」


嗚咽混じりにそう告げられると俺の下半身に熱が溜まるのがわかった


あー…やべ
可愛すぎるのも考えものだな


「そっか」

と口に軽くキスをして直を浴槽に招き入れて俺の膝の上に向かい合わせになるように座らせる

アパートの風呂に大人の男が二人なんて入りきれるわけなくて、直は半分膝立ちって感じの中途半端な体制になる
丁度直の乳首が俺の顔の前に来た


そんなの、吸わないわけないだろ?



ちゅぅ、と吸い付くと直が可愛い声を上げる


「ふぁ……ぁあ、ん…はるひ…ぃ…」
「ん?」
「俺の…っ…変、じゃない…っ?」


また、可愛いこと言って


「直の?なにが?」

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