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息もできない

第21章 そろそろ泣きたいのですが

「男ってどーすんの?」
「おしりにそのままつっこめばいんじゃね?」


…っ
そんなん裂ける!


「えーケツかー。汚い〜」
「ゴムつければいいじゃん」
「なるほど〜」


もともと俺の足の間にいた茶髪の男がコンドームをつけてから挿入しようと穴の入り口にモノをそえた


「1番いっきま〜す!」


と嫌に景気よく声をかけたと思ったら次の瞬間俺のナカにぐ、と入り込もうとする


い、痛い…!!


「ぃやだ…!!痛っ…痛い!!」


俺があまりの痛みに呻き始めると何故か今まで傍観者に徹していた黒髪が茶髪の肩を後ろから引いた


「やめろ」
「「「「!?」」」」


俺を含む四人が驚くその行動に最初に反応したのは俺のナカに先端が挿入りかけている茶髪の男だった


「おい仁(じん)シラケること言うなよ!」
「いいから、お前そこどけ」


仁、と呼ばれた黒髪の男は茶髪と俺を引き離してくれる

するとそれまで呆然としていた金髪2人も反応を示した


「なんだよお前萎えんだろー」
「そーだそーだー」


その後も反論し続ける3人を無視して仁くんは俺に着ていた薄手のパーカーを羽織らせてくれた


なんでこんなことするんだ?

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