息もできない
第23章 今度は俺?
「味噌汁?」
「うん。今日は和食」
俺がそう言って立ち上がると春陽は立たせて、と俺のほうに手を伸ばしてくる
それを引いて立ち上がらせるとまた軽くキスを落とされた
「…ん」
僅かな接触じゃ足りなくて俺は春陽の首に腕を回して抱きつくみたいにしながらキスを深くする
朝っぱらから何やってんだバカップルって思われるかもしれないけど、仕方ないよね
だって大好きなんだもん
ご飯を食べたら俺と春陽は出社の準備
俺はスーツを着てネクタイを締める
春陽は基本店で着替えるから家を出る時は私服
洗面所の鏡で髪の毛を整えていると春陽も入って来てワックスでセットし始める
同じ鏡を見てそれぞれ自分の頭をいじっているというのはなんとも言えないシュールな感じがして面白い
くすり、と笑うと同じタイミングで春陽も笑った
そんな平和で幸せな支度を終えて
「春陽、そろそろ出よう」
「あぁ、行こうか」
春陽と俺は連れ立って家を後にした
「今日の帰りは?」
「今日は確か…会議があるから少し遅くなるかも」
「わかった。会社出る時にメールして」
「うん」
そんな話をしているとあっという間に分かれ道
「うん。今日は和食」
俺がそう言って立ち上がると春陽は立たせて、と俺のほうに手を伸ばしてくる
それを引いて立ち上がらせるとまた軽くキスを落とされた
「…ん」
僅かな接触じゃ足りなくて俺は春陽の首に腕を回して抱きつくみたいにしながらキスを深くする
朝っぱらから何やってんだバカップルって思われるかもしれないけど、仕方ないよね
だって大好きなんだもん
ご飯を食べたら俺と春陽は出社の準備
俺はスーツを着てネクタイを締める
春陽は基本店で着替えるから家を出る時は私服
洗面所の鏡で髪の毛を整えていると春陽も入って来てワックスでセットし始める
同じ鏡を見てそれぞれ自分の頭をいじっているというのはなんとも言えないシュールな感じがして面白い
くすり、と笑うと同じタイミングで春陽も笑った
そんな平和で幸せな支度を終えて
「春陽、そろそろ出よう」
「あぁ、行こうか」
春陽と俺は連れ立って家を後にした
「今日の帰りは?」
「今日は確か…会議があるから少し遅くなるかも」
「わかった。会社出る時にメールして」
「うん」
そんな話をしているとあっという間に分かれ道