息もできない
第23章 今度は俺?
「それに?」
俺が春陽の言いかけた言葉を聞き返すと
「いや……」
と春陽は言葉を濁してしまった
もう一度聞き返そうと口を開いたら
「前言ったこと覚えてる?」
と遮られた
「覚えてるよ。ちゃんと気をつけてる。……でもさ、毎日の送り迎えと特に何でもないメールくらい心配するほどでもないよ」
俺が言うと春陽は何か良いたげに口を開いたけど、またさっきと同じように口を閉ざしてしまった
「春陽、さっきから何か言おうとしてるよね?何?言って」
「何でもない」
なんか、家の中の雰囲気が悪い
居づらい
春陽といてこんな気持ちになるの初めてかも
「ねぇ春陽ーー」
「ごめん直、今日は寝るわ」
「え……?」
いつもはまだテレビ見てたりする時間なのにも関わらず春陽は寝室に行ってしまった
でもさ、俺間違ってないよね?
別に朝と帰りに俺のこと待ってるだけでストーカーみたいになったわけじゃいし
そもそもちょっとガラが悪い感じの人が恋愛にハマるってことが想像出来ない
だから多分大丈夫
だと、思う………?
暫く一人でもやもや考えてから寝室に入ると、春陽はベッドの片側を空けて寝てくれていて胸が苦しくなった
俺が春陽の言いかけた言葉を聞き返すと
「いや……」
と春陽は言葉を濁してしまった
もう一度聞き返そうと口を開いたら
「前言ったこと覚えてる?」
と遮られた
「覚えてるよ。ちゃんと気をつけてる。……でもさ、毎日の送り迎えと特に何でもないメールくらい心配するほどでもないよ」
俺が言うと春陽は何か良いたげに口を開いたけど、またさっきと同じように口を閉ざしてしまった
「春陽、さっきから何か言おうとしてるよね?何?言って」
「何でもない」
なんか、家の中の雰囲気が悪い
居づらい
春陽といてこんな気持ちになるの初めてかも
「ねぇ春陽ーー」
「ごめん直、今日は寝るわ」
「え……?」
いつもはまだテレビ見てたりする時間なのにも関わらず春陽は寝室に行ってしまった
でもさ、俺間違ってないよね?
別に朝と帰りに俺のこと待ってるだけでストーカーみたいになったわけじゃいし
そもそもちょっとガラが悪い感じの人が恋愛にハマるってことが想像出来ない
だから多分大丈夫
だと、思う………?
暫く一人でもやもや考えてから寝室に入ると、春陽はベッドの片側を空けて寝てくれていて胸が苦しくなった