息もできない
第23章 今度は俺?
仁くんに悪いことしちゃったな
今度謝らなきゃ
そんなこと考えていると今度は玄関の方のインターフォンがなった
俺は軽く壁に手をつきながら進み、一度ドアの小さい穴から人を確認した
すると
あ、れ……
圭太は一人じゃなくて
俺は不思議に思いながらドアを開ける
「よぉ。うーわ、すげえ顔色」
「なんで、仁くんが?」
「ん?あー…なんか下で連れてけって煩くて。着いてきちゃったんだよ。邪魔ならつまみ出すけど?」
そう言われると仁くんは圭太を睨む
「いや、いいよ。二人ともいらっしゃい。わざわざありがとうね」
「そんなこといいから。ほら早く中入れ」
「そうだよ。何呑気に出迎えてんだよ」
圭太、仁くんと順番に叱られて俺は「はぁい」と大人しく部屋に戻った
部屋に入ると早々にベッドに寝かされ、圭太はお粥作ってくる、と台所へ
仁くん圭太に指示された通り氷枕を作ったり体温計を俺に渡したりしてくれる
お粥を即席で作って持ってきてくれた圭太に声をかける
「圭太慣れてるね?」
「そりゃあな。お前よく熱だしてたじゃん。あれで慣れない方が嘘だろ」
「お世話になってます」
圭太は軽くため息をつく
「最近落ち着いてたから大丈夫かと思ったらこれだよ」
今度謝らなきゃ
そんなこと考えていると今度は玄関の方のインターフォンがなった
俺は軽く壁に手をつきながら進み、一度ドアの小さい穴から人を確認した
すると
あ、れ……
圭太は一人じゃなくて
俺は不思議に思いながらドアを開ける
「よぉ。うーわ、すげえ顔色」
「なんで、仁くんが?」
「ん?あー…なんか下で連れてけって煩くて。着いてきちゃったんだよ。邪魔ならつまみ出すけど?」
そう言われると仁くんは圭太を睨む
「いや、いいよ。二人ともいらっしゃい。わざわざありがとうね」
「そんなこといいから。ほら早く中入れ」
「そうだよ。何呑気に出迎えてんだよ」
圭太、仁くんと順番に叱られて俺は「はぁい」と大人しく部屋に戻った
部屋に入ると早々にベッドに寝かされ、圭太はお粥作ってくる、と台所へ
仁くん圭太に指示された通り氷枕を作ったり体温計を俺に渡したりしてくれる
お粥を即席で作って持ってきてくれた圭太に声をかける
「圭太慣れてるね?」
「そりゃあな。お前よく熱だしてたじゃん。あれで慣れない方が嘘だろ」
「お世話になってます」
圭太は軽くため息をつく
「最近落ち着いてたから大丈夫かと思ったらこれだよ」