息もできない
第23章 今度は俺?
「ごめんなさい……」
俺が布団に顔を埋めて謝罪すると圭太は呆れたような、だけど嬉しそうなため息をついた
そして俺の頭にぽん、と手を置く
「ったく……仕方ねえな」
その手で髪の毛をかき混ぜられた
「にゃ〜〜〜っ……」
俺はくすぐったさから身をよじる
「ほら、食え」
圭太は作ってきたお粥を差し出してくれた
仁くんが俺が起きるのを手伝って背中を支えてくれる
正直あんまり食欲があるわけじゃないけどせっかく作ってもらったし、俺はそろそろとレンゲに手を伸ばした
「…!…美味しい!」
俺が声を上げると圭太はにこ、と笑った
「よっしゃ。たくさん食えよー」
するとそれまでほとんど口を聞かなかった仁くんが俺にスポーツドリンクにストローをさして差し出してくれた
うちにスポーツドリンクなんてなかったはずだからわざわざ買ってきてくれたんだろう
「飲み物」
「ありがとう、仁くん」
俺が微笑みかけると仁くんは苦い顔をした
「…とっとと食え。そして薬飲んで寝ろ。そこそこ汗かけばすぐ治んだろ」
俺そんなに顔色悪いのかな
早く治さなきゃ
俺はがんばってお粥を食べた
俺が布団に顔を埋めて謝罪すると圭太は呆れたような、だけど嬉しそうなため息をついた
そして俺の頭にぽん、と手を置く
「ったく……仕方ねえな」
その手で髪の毛をかき混ぜられた
「にゃ〜〜〜っ……」
俺はくすぐったさから身をよじる
「ほら、食え」
圭太は作ってきたお粥を差し出してくれた
仁くんが俺が起きるのを手伝って背中を支えてくれる
正直あんまり食欲があるわけじゃないけどせっかく作ってもらったし、俺はそろそろとレンゲに手を伸ばした
「…!…美味しい!」
俺が声を上げると圭太はにこ、と笑った
「よっしゃ。たくさん食えよー」
するとそれまでほとんど口を聞かなかった仁くんが俺にスポーツドリンクにストローをさして差し出してくれた
うちにスポーツドリンクなんてなかったはずだからわざわざ買ってきてくれたんだろう
「飲み物」
「ありがとう、仁くん」
俺が微笑みかけると仁くんは苦い顔をした
「…とっとと食え。そして薬飲んで寝ろ。そこそこ汗かけばすぐ治んだろ」
俺そんなに顔色悪いのかな
早く治さなきゃ
俺はがんばってお粥を食べた