息もできない
第23章 今度は俺?
「一緒に連れてってくんない?」
終いにはこんなこと言い出したこいつに俺は腹が立った
おいおい
口の聞き方が悪いのは朗だけで十分だっつの
「年上に対する口の聞き方もなってねえで人に頼み事とは良い度胸してんな。そもそも誰かもわかんねえガキ連れて行くほど俺は暇じゃねえ」
「!」
明らかに今気がつきました、みたいな顔しても連れて行かねえぞこら
ってやばい
朗の口の悪さ移ったかな
俺がそのままその場を去ろうとすると今度は腕を掴んで止められた
「すいません、でした……お願いします」
「お前直とどういう関係だ?」
「……大崎綾って女が谷口さんにちょっかい出してた時に知り合いました」
「ん?大崎さん?……名前は」
「福山、仁……です」
どうするかな
正直めんどくさい……が、
「よし、来い」
俺は福山を連れて行くことにした
部屋に着いてまたインターフォンを鳴らすと直は青い顔して出てきた
「よぉ。うーわ、すげぇ顔色」
俺が言うとそんなことより後ろにいる福山が気になったのか
「なんで、仁くんが?」
と頭に疑問符を浮かべている
まぁそうだろうな
でも今はそんなこと詳しく説明してる場合じゃないから適当に説明を済ませてとにかく早くベッドに入れ、と直を追い立てた
終いにはこんなこと言い出したこいつに俺は腹が立った
おいおい
口の聞き方が悪いのは朗だけで十分だっつの
「年上に対する口の聞き方もなってねえで人に頼み事とは良い度胸してんな。そもそも誰かもわかんねえガキ連れて行くほど俺は暇じゃねえ」
「!」
明らかに今気がつきました、みたいな顔しても連れて行かねえぞこら
ってやばい
朗の口の悪さ移ったかな
俺がそのままその場を去ろうとすると今度は腕を掴んで止められた
「すいません、でした……お願いします」
「お前直とどういう関係だ?」
「……大崎綾って女が谷口さんにちょっかい出してた時に知り合いました」
「ん?大崎さん?……名前は」
「福山、仁……です」
どうするかな
正直めんどくさい……が、
「よし、来い」
俺は福山を連れて行くことにした
部屋に着いてまたインターフォンを鳴らすと直は青い顔して出てきた
「よぉ。うーわ、すげぇ顔色」
俺が言うとそんなことより後ろにいる福山が気になったのか
「なんで、仁くんが?」
と頭に疑問符を浮かべている
まぁそうだろうな
でも今はそんなこと詳しく説明してる場合じゃないから適当に説明を済ませてとにかく早くベッドに入れ、と直を追い立てた