息もできない
第23章 今度は俺?
直接誰かから聞いたわけじゃないからわからない部分が多いが重要なのは細かいところじゃない
三浦さんが今現在直のそばにいないことだ
俺の説明が終わると朗はため息をついて片手で顔を覆った
「はぁ……なんだそれ。あいつはそんなことで誘ってきたのかよ。急だと思ったら………それで、今そのガキはどうしてるんだ?」
「直の寝室にぶち込んだ」
俺が言うと朗は「はぁ?」と驚く
「お前アホか。好きな奴が弱って寝込んでるところに閉じ込めるとか何考えてんだ。何かあったらどうすんだよ」
あぁ、朗もやっぱり惚れた人が弱ってるのはきゅんと来るものがあるのか
俺も今度使おう
心の中でメモを取って
「大丈夫だよ。あいつはまだそこまで狂っちゃいないし、そこまで不真面目なやつじゃない……はず」
「自信ないんじゃねえか」
「だからこそ早く三浦さん捕まえて家に帰らせたかったんだよ。今日朗と呑みに行かれたんじゃ弱ってる直があんまりにも可哀想だ」
俺が言うと朗は少し考え込む
そして電話を取り出してどこかへかけた
多分相手は三浦さんだろう
電話に相手が出るまでの間朗は俺の方を見て
「その熱さを俺にも向けて欲しいね」
とつぶやいた
「何言ってんだよ。いつも向けてんだろ」
「どうだかな」
三浦さんが今現在直のそばにいないことだ
俺の説明が終わると朗はため息をついて片手で顔を覆った
「はぁ……なんだそれ。あいつはそんなことで誘ってきたのかよ。急だと思ったら………それで、今そのガキはどうしてるんだ?」
「直の寝室にぶち込んだ」
俺が言うと朗は「はぁ?」と驚く
「お前アホか。好きな奴が弱って寝込んでるところに閉じ込めるとか何考えてんだ。何かあったらどうすんだよ」
あぁ、朗もやっぱり惚れた人が弱ってるのはきゅんと来るものがあるのか
俺も今度使おう
心の中でメモを取って
「大丈夫だよ。あいつはまだそこまで狂っちゃいないし、そこまで不真面目なやつじゃない……はず」
「自信ないんじゃねえか」
「だからこそ早く三浦さん捕まえて家に帰らせたかったんだよ。今日朗と呑みに行かれたんじゃ弱ってる直があんまりにも可哀想だ」
俺が言うと朗は少し考え込む
そして電話を取り出してどこかへかけた
多分相手は三浦さんだろう
電話に相手が出るまでの間朗は俺の方を見て
「その熱さを俺にも向けて欲しいね」
とつぶやいた
「何言ってんだよ。いつも向けてんだろ」
「どうだかな」