
不思議の国のお姫様
第1章 はじまり
「姫花…姫花……」
「ん……ファあ」
目をショボショボ開けると
淡い光が差し込んでくる
「姫花……ついたよ。」
「あっ私!いつの間に!あれ!」
見渡すと姫花はふかふかのベットの上に寝かせられ
黄色と白のぼやけた色が部屋中に広がっていた。
「おちついて、移動してる途中で寝ちゃったんだよ」
「そぉなんだ。ごめんね?」
「ちょっと、つまらなかったけどね」
「ごめんなさい!トーマ、今からちゃんと起きてるから!!!」
そして、トーマは試すような目でいやらしく笑い
「ふーん。じゃあ絶対に眠らないでね?」
「うん!!!」
何もわからない姫花は嬉しソーに、笑った
