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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

気が付くと 土曜日になっていた。

テストを作ったこと(ちょっと難しくした)
補習をしたこと
給食にハンバーグが出たこと

以外ぼんやりとしている。
二日前の出来事だけが鮮やかで
健康観察で呼名する時も
補習(事前に強制指名していたのだ)で目の前に座られた時も
K…ヤツは私のぼんやりとした様子を無遠慮に眺めているようだった。

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