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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

窓から強い風が吹いた。

木がしなる様子も見える。
さっきまであんなにいい天気だったのに。

「何でそんなに頼りなげな瞳で

心配になるくらい色が白くて

ぶっきらぼうで素っ気なくて

何でも知ってて落ち着いてて

なのに、どじで

抱きしめると柔らかくて

いつも優しい目でみんなのこと見てて

何で オレだけのものにならないんだ…」

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