
片想いの行方
第14章 夏祭り
「もう、ヒメってば!
こんなに人が多いんだから後から合流するなんて無理だよ。
どうしたの?」
あたしはちょっとイライラして言った。
ヒメの行動は、いつも唐突すぎてワケがわからない。
「さっき何言おうとしたんだよ」
ヒメはしれっとした顔で言った。
「え?」
「何か言いかけただろ?
あんな人混みの中じゃ聞こえねーよ」
……その為に……?
確かに、みんなの前で出来る話じゃないけど…
だからってわざわざ2人で抜け出さなくても…
…ハッ!!
てゆーか…2人で抜け出したこと、みんなどう思ったかな?
怪しいかな?
怪しいよね?
あたしだったら絶対何かあるって思うよ~~!
こんなに人が多いんだから後から合流するなんて無理だよ。
どうしたの?」
あたしはちょっとイライラして言った。
ヒメの行動は、いつも唐突すぎてワケがわからない。
「さっき何言おうとしたんだよ」
ヒメはしれっとした顔で言った。
「え?」
「何か言いかけただろ?
あんな人混みの中じゃ聞こえねーよ」
……その為に……?
確かに、みんなの前で出来る話じゃないけど…
だからってわざわざ2人で抜け出さなくても…
…ハッ!!
てゆーか…2人で抜け出したこと、みんなどう思ったかな?
怪しいかな?
怪しいよね?
あたしだったら絶対何かあるって思うよ~~!
