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片想いの行方

第14章 夏祭り



ヒメが隣りで止まったまま動かない。




「……?」




その視線の先を見ると…





「……あ……!!」






あたしは目の前を見て、一瞬にして体が硬直した。








私とヒメが向かおうとしたその先から…








手を繋いだ蓮くんと優香さんが歩いてきた。






「…………!」




蓮くんも、あたし達に気付いて足を止めた。

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