
ふた恋
第3章 相談事
時間になり、居酒屋に行く。
「あ‥秋元さん。こっちです」
「あー、どうも」
「個室予約しときました」
「ありがとう。ここ混むもんね」
「はい、予約も個室しか空いてませんでしたよ」
そう言って苦笑いする坂本さん。
なんか杏里以外の子と二人でいるのは変な感じだな。
杏里以外の子と二人とか何年振りだろう
「秋元さん何呑みます?」
「俺はとりあえずビールで」
「食べ物は適当でいいですか?」
「あ、うん。いいよ」
坂本さんは店員に注文を終えた後、色々な話を聞かせてくれた。
バイトのこと、学校のこと。
坂本さんは専門学校に行っているらしい
保育士になりたいみたいだ。
酒も進んで、会話も進む。
楽しい時間だった
