
ふた恋
第3章 相談事
「‥あ、そういえば相談って?」
「‥‥‥あ‥‥‥はい‥」
すると突然黙ってしまった。
「‥‥あの!ごめんなさい‥。相談って‥嘘、なんです‥」
「嘘?」
「‥‥‥秋元さんと‥また‥お話したくて‥」
俺も酔いがまわっていて嘘をついたことなんてどうでもよくなっていた。
それに俺も楽しいと思った訳だし、いいかなって。
「すみません‥杏里先輩がいるのに‥。本当にごめんなさい‥」
「いいよ、楽しいし。許す」
「本当ですか‥‥‥?」
「うん、だから呑め呑め!今日は俺の奢り(笑)なっ?元気出せ~」
「あ、ありがとうございます//」
その後も呑んで会話は弾んだ。
