テキストサイズ

秘密の花園

第4章 未知


白乳液を湯船の中に入れておいて正解だったと思う。

入り口の側にはジャケットを脱ぎ、
ズボンの裾とシャツの袖を巻くった状態の緋月さんがいた。

「未弥様〜」

「なんで本当に入ってくるんですか!」

ニコッ

何だその笑みは…

「早く〜。こちらにいらして下さいよー」

「やです!」

「じゃあ僕も脱いで一緒に入っちゃおうかな」

「ちょっ!」

緋月さんはとぼけたような顔でこちらを向き、手は服にかかっていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ