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恋密度〜官能・従兄妹編

第3章 愛蜜狂い

「そうね!じゃ、あとは頼んだからよろしくね」

「はい」

お母さんはいそいそと準備に取り掛かり、アタシは制服を着替えるために自分の部屋に足を向けた。

そんなアタシをお兄ちゃんが引き止める。

「真美…ゴム買ってきたから…」

「──ぁ…ぅん、わかった…」


小さな声で耳元に囁くお兄ちゃんの男の人の声にアタシはドキドキする。

台所で二人きりという雰囲気にアタシは何だか緊張してしまった。お兄ちゃんはそんなアタシの頭を撫でる。

「真美?もしかして、怖い?嫌だったら…」


「ぃ、嫌じゃないよ…ちょっと…緊張してる、…だけ…」


顔が熱い。うつ向くアタシをお兄ちゃんはそっと抱きしめてくれた。

「真美…ちょっと静かにするんだよ」

「え?──あ!…っ」

そう言ったお兄ちゃんの手は素早くアタシの制服のスカートを託し上げ、下着の中にするりと入り込む。


廊下を挟んだ向こう側の部屋ではお母さんが出掛ける準備で化粧をしていた。


お兄ちゃんはその様子を壁際で伺いながら、アタシの下着の中に入れた手を何かを捜すように動かす。

「あっ…オニイちゃ…っ…」
「あった…」

クチュ‥クチュ‥と濡れた音が聞こえてお兄ちゃんは見付けたソレを指先で弾いた。

「…ぁヤダ…っ…」

「真美…いや?」

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