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恋密度〜官能・従兄妹編

第3章 愛蜜狂い


──真美‥どんなに暗い闇に堕ちたとしても幸せだと言わせてみせる。


やっと手に入れたこの愛を俺は終わらせるつもりもない…



大好きな真美‥

たとえ自我だと言われようと俺はこの思いを貫く覚悟はできてるから──



「真美‥

愛してる‥


ずっと俺の傍に居て…」



耳元で囁く晃一の言葉に真美は頬を染めて、小さく頷いていた。








赦されない愛だと言われようと構わない

たとえこの愛の行く末が、暗闇だとしても──

俺には真美のいない方がずっと暗闇だった‥



真美‥愛してる

真美が傍に居てくれることこそが俺の光り。


愛ある蜜な味を真美だけが俺に運んでくれる

こんな甘い世界から抜け出せる筈も‥

また、抜け出す気も俺にはない──


真美と言う名の蝕虫花の熱く甘い蜜に誘惑され、絡め捕られた蜘蛛のように俺は身も心も溶かされていた…



熱く甘美なとろける蜜に狂った俺はその蜜を毎夜貪ることこそが生き甲斐なのだから──


〜愛蜜狂い〜

従兄弟編fin

あとがき
※当初、禁断シリーズとして何も下調べせずに執筆致しましたが、従兄妹同士の婚姻は法律上認められております。
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